カワサキ ZZR1100を中古で購入する時の注意点ですが、このマシンは奥が深く多機能といってもいいでしょう。多機能であるからこそオーナーの使用目的も多種多様です。購入する時には自身で乗る際の目的を明確にしておく必要があります。
私がZZR1100に乗り出した時は中古車購入でした。社会人になったばかりで趣味であるツーリングを休日に本格的にしたかったことと、趣味の仲間を作りたいという気持ちでした。
私が購入したのは委託販売といい比較的良い状態の車両が手に入る情報に辿り着いたからです。中古バイクショップで委託販売の車両があれば前のオーナー情報もありますので比較的外れはないと思います。
委託販売に巡り合えるかは運も関係しますので、中古ショップでの見分け方をご紹介します。前のオーナーがどのような走りをしていたのかを見分けるポイントをご紹介します。
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■マフラーは何がついているか
旅仕様で走行する人はノーマルマフラーか、JMCA公認の2本出しマフラーの場合が多いです。2本出しマフラーでカーブを攻めるのは地面に擦るリスクがあり、当時のレーサーレプリカは1本出しが多かったため、1本出しマフラーの場合は峠を攻めるようなライダーが多いようです。
ZZR1100をツアラー使用からレーサー使用に改造を楽しむオーナーもいるくらいです。
■ガソリンタンクにヘコミ、アッパーカウルスクリーン付近に割れがあるのはお勧めしません
ZZR1100でもし転倒した場合は、大体がアンダーカウル、マフラー、アッパーカウルのウインカー付近に流れ傷がつくものです。ガソリンタンクに衝撃によるヘコミがある場合はかなり激しい倒れ方をした可能性が高いです。
カウル外装が綺麗だと状態が良いと評価されるバイクだけに、ひどい状態のカウルを交換している場合もあります。ガソリンタンクは重要なチェックポイントです。
スクリーン付近のミラーの付け根付近が割れていると、転倒時に車体前面上部をぶつけている可能性がありますので意識して見てください。
■マフラーに傷がないのにカウルに激しい擦り傷がある
この場合は違法マフラーが装着されていて、バイクを売る際に純正マフラーに付け替えている可能性があります。このような場合は店員さんに入荷時のバイクの状態について質問しましょう。
■ノーマルに近いほど前オーナーが丁寧
ZZR1100は旅目的で丁寧な走りをしているオーナーは、あまり改造をしていない方が多いです。マフラー、カウル、グリップエンド、ミラー共に綺麗で、跨いでみてハンドルにゆがみがなければ当たり物件と言えます。
中古車市場でも状態の良い車体にはそれなりの価格がつくバイクでもありますので、長期的に乗るのであれば多少高くても良い車体をお勧めします。
ありがとうございます。とても参考になります。
お役に立てたようで良かったです^^