カワサキ Z400FXの燃費は車重があるだけに燃費も悪いのかと思っていたのですが、実際にはそれほど悪いとはいえず、リッター20kmくらいは走ってました。
街乗りでそのくらいの平均数値、長距離を走った時はもう少し伸びて25kmくらいになっていたと思います。
タンク容量は15リッターなので、長距離走行もほとんど心配ないのですが、古いバイクであるため燃料計がありません。
確かリザーブタンクがあり、レバー操作により予備ガソリンでしばらく走行することができていたように記憶しています。
様々な逸話があるZ400FXの燃費話
このZ400FXにはいろいろな逸話があるのですが、燃費に関する話としては「集合管をつけるとスピードが遅くなるうえ、燃費が悪くなる」といったものがあります。
私はこれまでFXを所有した期間が2度あり、2台に乗ったことがあるのですが、いずれも購入してすぐに集合管に交換したため、ノーマル管で走行した経験がありません。そのため実際のところはどうなのかは定かではありません。
ただ、「遅くなる」のは本当だったのかもしれません。2台とも最高速は120kmくらいで、それも調子がいい時にスピードが伸びてそれだけ出せたといったことで、常時そのスピードが出るわけではありませんでした。
その状態で燃費は先に書いたとおり、街乗りでリッター20kmくらいでしたね。
FXの中古車はエンジンが荒れてる可能性が高い
FXのエンジンですが、もともとは丈夫だったのでしょうけど、丁寧に乗られ続けた車体はまず皆無だろうと思います。
それだけにエンジンが荒れている車体も多いでしょうし、そのことはスピードが出なくなっている原因のひとつであり、また、燃費も新車時はもっといい数値が出ていたのかもしれません。
ただ、今も昔も、Z400FXに燃費の良さやスピードを求める方はいないのでは？と思いますが。。
余談：FXは立ちごけに注意！
Z400FXは重いバイクです。200kg近くの車重があったと思います。しかし、その重量のわりには不思議と取り回しに苦労することはありませんでした。
Z400FXは重さが逆にメリットとなっていたのか、走行安定性は十分でしたね。コーナリングも安定したバランス、ポジションをとることが可能でした。ただ、その重さゆえに、気を抜いた時に立ちごけをすることが時々ありました(笑)。
走行中は緊張感を持って運転しているため、転倒することはないのですが、キーを抜いてスタンドを立てようとする時などに、「あ、あ、ああー」といった感じで200kgの鉄の塊と化した車体が傾き、倒れてしまうんですよ。
走行中であれば別ですが、エンジンオフの状態での傾いた体勢から腕だけで元の角度に引き起こすのは至難の業でした。
（写真：バイクブロス）
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