良心的な整備会社を見つけて車検は節約を
2年に1度のイタイ出費、といえば車検。小さなバイク屋だと現金対応のみが多く、常に車検用の貯蓄をしておかねばなりません。その点大手バイク用品店ではカードが使えて一度の出費を抑えられるのは嬉しい。しかしバイク関係のお店でが最低6万円は常識ですよね?
著者は事故の時に相手方の保険会社が指定する自動車修理工場の腕が良く、それ以来の付き合いです。費用は代車(クルマ)込みで3万円。親切&リーズナブルな上に、指定車検代行の認定工場で納期も2~3日と迅速です。車検代が安いと大きく維持費を削減できますね!
車検のタイミングで自賠責保険(強制加入)も更新しますが24カ月契約で1万3640円は据え置き。毎年の軽自動車税4000円も同じく。これらは定期的に等しく掛かる金額となりますので、維持費として忘れずに計上しておきましょう。
■任意保険料は手厚いサポートを重視
これまでのバイク人生の中で、幸いなことに大きなけがを負うことも、誰かに追わせることもなく過ごしてきましたが、クルマに追突されたり幅寄せで巻き込まれたり、はたまた高速道で単独の転倒を経験したりは、何度か経験しています。
そのたびに力強い味方になのが、任意保険でした。今現在は対人無制限・対物無制限・人身傷害3000万円の契約を結んでいます。とかくバイク乗りは被害者になることばかりに意識が行きがちですが、事故の相手に怪我や物損などを追わせることも充分にあります。
幸いなことに他者を巻き込む事故の当事者となることは、現時点ではないので支払う保険料はだいぶ下がってきました。現在は年間3万456円。月々の支払いは僅かに2880円です。ロードサービスの特典もあり車両トラブルも安心、とくれば加入しない手はありません!
■消耗品・カスタムも程よい加減がダブロク流
神奈川県から都内の事務所まで通っていた時期は、それだけで1カ月に2000㎞走っていたので、エンジンオイルは月1回で交換。タイヤは純正のダンロップTT100を1年弱で更新していました。とにかく当時は消耗パーツの減り方が尋常じゃありませんでしたね。
しかしながら1本の単価が比較的安いのもバイアスタイヤの利点。後にダート走行へ傾倒してから同ブランドのダートに強い同社のK180に変えましたが、こちらはほぼ1万円(1本)とあってオンロードもダートロードも気兼ねなく走らせることができました。
カスタムですが、筆者は往年のW3(650RS)をイメージしたクラシックなスタイルに仕上げています。変更点は以下のとおり。
W3パターンのペイント&加工タンク(4万円)
フルエキゾーストのマフラー(13万円)
コンチハンドル(9500円)
大型ウインカー(3800円)
ラウンドショートミラー(3000円)
ヒダ付きグリップ(1200円)
ステアリングダンパー(1万2000円)
外見を大きく変えずシンプルに……、と言いたいところですが、落ち着くまではかなりの出費を余儀なくされました。特にマフラーは歯切れが良く、かつ車検対応が条件。別メーカーのフルエキを買ったものの物足りず、すぐ買い換える (ともに10万円台)羽目に。
他にも利便性だけを求めればトップケースを始めとする便利グッズなど、誘惑は沢山あります。しかし闇雲にゴテゴテと取り付けるよりも、しっかり方向性と着地点を見据え、時に引き算を駆使しながらカスタムすることを強くお勧めします。
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