カワサキ KSR2の燃費は?各走行時の数値と燃費向上対策

☆ゲンキな証拠!? ガソリンガブ飲みのスーパーバイカ―!

KSR-Ⅱの特性、車体に似合わず超ロケットスタートが出来てしまう程のパワフルな走りにつられ 誰もがきっと、ついついスロットルを回したくなってしまいます。そのため、ガソリン消費が4スト車と比較して少々多かったような記憶があります。

が、楽しい走りには代えられませんよね。わたしの偏屈および極論になりますが、つまるところ、燃費を気にして乗るバイクではない、とまで言えるのではないかと思います。

もともと2ストロークエンジン車は4ストと比較して燃費が良くない(ぶっちゃけて悪い)です。ご存知の通り2ストはエンジン(ピストン)が2サイクルで1爆発、4ストは単純にその倍の4サイクルで1爆発しますから、2スト車の方がガソリンをたくさん消費する=燃費が悪いという訳ですね。

KSR-Ⅱが そのような基本的性質がありつつ活きの良い走行性能を持っており、グングンと加速が出来るところへライダーの気分上昇と共にスピードアップしていくのも相まっているのでしょう。

わたしが乗っていた頃ですが、給油回数が多かったと記憶しています。いつも行くスタンドのオジさんに「おッ! おねーちゃん(当時のわたし)、また来てくれたんか~!」といつもアメちゃんをもらっていたほどでした。(๑•^ω^•)و ~♪ルン

ライダーの運転技術が表れる部分もあるので一概には言えませんが、わたしのバイク友達の間では「楽しいから いいよね~」という感想なので、燃費の悪さには目をつぶっているようですし、KSR-Ⅱに乗って複数人パーティでツーリングに出かけても給油回数で文句が出るなんてことは一切ありませんでした。むしろ その点をイジられて楽しかったですね。

☆装備の観点から

KSR-Ⅱのタンク容量は8リットルと、2スト車としてはやや少容量、特に長距離やツーリングへ出かけるには給油回数やスタンドの有無が気がかりになるなど少し不安ですよね。

でも わたしがKSR-Ⅱに乗っていた間でガス欠になったことは長距離運転も含めて一度もありませんでした。それだけガソリン残量に注意していたのだと思います。

KSR-Ⅱには燃料計が付いていないので走行距離から自分の燃費を割り出して給油することになります。燃料の残りが気になる場合は車体を揺らしてチャポチャポと液体の音がどの程度かを聞いて確認すると良いと思います。

もともと軽い車体ですし、燃料が少なければ尚更揺すりやすいでしょう。ただ、勢いよく揺らせすぎてバイクを倒さないようにだけ注意が必要です。

☆筆者の具体的な燃費の数値

わたしがKSR-Ⅱに乗っていた時は他のメイン乗りバイクを所有していたので、セカンドバイクとしての位置づけ期間がありました。また、乗り方としては自宅から駅までの間だとか、ちょっとしたお出かけの足として乗車、気分転換にぶらぶらチョイ乗りする程度の短距離走行が回数としても多く、ほぼ街乗りでした。

そのような乗り方での平均燃費の記録はおおよそ22㎞/ℓ で二輪車として、ナンボなんでも悪いです。

また、時々 往復150㎞を超えるような長距離を何度か走りましたが、それでも25~26㎞/ℓ 程度と期待には程遠く、好燃費を出せませんでした( ˘•ω•˘ ).。oஇ

そして!!! 何と燃費向上どころか逆に20.5㎞/ℓ あたりまで落ちたことがありました。思い当たるフシとしては、やはり気分よく加速出来ることにノッてがんがんスロットルを回しまくり、スピードを出し過ぎたことにあるかと思います。

ギアがトップの6段に入っているのにも関わらず、まだシフトアップしようとスロットルを戻しクラッチ切って…というムダな操作の繰り返しもいけませんでした(悪いクセだと思います)。

一般的にバイクは普段乗りと比較してツーリングなど長距離走行で燃費が格段に変わりますが、KSR-Ⅱについては逆の場合もあるのかも知れないと(自分の運転技術を棚に上げて)思った次第です。

☆燃費向上のために出来るとしたら…?

冒頭で述べましたように、わたしはKSR-Ⅱに対する燃費向上のための工夫と言いますか、気にしたことがほぼなく 楽しさ優先でガンガン走っていたのですが、実際の乗車経験の中から少しでも良くするための工夫策は幾つかあります。

まずは自分のKSR-Ⅱの燃費を把握します。燃費計算を繰り返すことで環境条件ごとに、また乗り方・アクセルワークによって燃費の良し悪しに差が出ているのが分かってくると思いますので、走る目的や乗り方に応じて操作し分けます。

こまめなメンテナンスは必須で走行距離に応じて点火プラグとエアクリーナーの点検と清掃・交換、オイルの補充・交換は欠かせないでしょう。KSR-Ⅱはメンテナンス性が良いので「リアルプラモデル感覚」で楽しみながら整備しちゃいましょう。

「ちりも積もれば山となる」の通り、小さなことも忘れずに! エンジンを定期的に高回転まで回してあげることでガソリン燃焼率の安定になりますし、マフラー・チャンバー内に残った燃えカスの排出促進になりもなります。

冬季中の保管は屋内外問わずバイクカバーをかぶせることで少しでも冷えから守ってあげるのも大切な管理の一つ、人間が寒さに弱いのと同じでバイクも寒さが苦手です。

時にタイヤの空気圧チェックも良いと思いますし、これだけでも違いが出ます。タイヤ内の空気は気づかぬうちにけっこう減っていますし、走らなくとも減少しますので、給油時のスタンドサービスを利用して適正圧まで吹き込んでもらうorあげましょう。ついでにタイヤのチェックをすると摩耗や劣化に気付けるなど思わぬパンクを防ぐのにつながり一石二鳥になったりします。

大きなことですと、必ずどこかでマフラー・チャンバーの清掃や交換が必要になってきます。構造上非常に難しく手間がかかりますし 分解不可能なので、自分で出来ないと思った場合はバイクショップのプロにお任せしてしまいましょう。燃費向上法だけでなく2スト車のアレコレ知識も教えてくれると思います。

様々挙げましたが、そのどれらより何より自分が丁寧に手掛けたという満足・充実が必ず車体や走行など “カタチ” になって現れ、ひいては燃費向上となってきます!ᕙ(^ω^)ᕗムキッ

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